「仕事がデキる人」と「仕事をする人」の違いと習慣 - Keep Crazy;shi3zの日記
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20101104/1288835347
僕はこれを「先読み能力」の違いだと思った。
自分がこう言ったら、相手はこう反論する、だからそのために対策をしておこう。
このための訓練を常にしなければならない。
僕はこの「仕事がデキる人」にある種の共通点を見つけた。
ゴルフやバスケットボール、テニス、釣り、囲碁、将棋など、仕事以外にきちんとした趣味を持っていて、なおかつ強いということだ。
スポーツやゲームで強くなるためには、先読みの能力が不可欠だ。
それは格好の「先読み」の訓練の時間だと思った方がいい。
そのとき、以下のことに心がけて話を聞くといい。
・この人はどんな立場で喋っているか?
・この人のメリットなにか?
・この人のデメリットはなにか?
・この人の目的はなにか?
・この会議における、この人の背景となる組織の目的はなにか?
・こちらのメリットはなにか?
・こちらのデメリットはなにか?
・こちらの目的はなにか?
上記のことは忘れがちになるので、新人の間はどこかにメモしておいて、会議中、こっそり見ながら話を聞くといい。
あらゆるライフハックがそうなのだが、それを活用できる人とできない人の間には越えられない壁がある。
それは「意図的な習慣化が苦手」ということだ。
人間は意図的になにかを習慣づけることがもともと苦手だ。
けれども、「仕事がデキる人」は自分で自分の習慣を変えることができる。
習慣化するコツは、自分を動物だと自覚することではないか、と僕は思う。
下手に自分に知性があると思うから習慣化に失敗する。
人間は知性的な存在である以前に動物なのだ。
そして習慣とは動物的な習性なのである。
したがって、動物を調教するように、自分を調教する。
毎日体重を測ろうと思ったら、体重を測ることを思い出すような場所に体重計を置いておく。
体重を測るのを忘れたら、自分に罰を与える。
もともと動物的な自分に、外から人工的に罰を与えるのだ。