Wikileaksはなぜ世界中の国家を敵に回そうとしているのか? - GIGAZINE

http://gigazine.net/news/20101210_wikileaks/

Wikileaksはなぜ世界中の国家を敵に回そうとしているのか?」、その答えとしては「情報公開による民主主義の補強」であるとか「ジャーナリズムの確保」であるとか、いくつも答えらしきものがありますが、少なくともその中に隠されており、明言されてはいないのですが重要な点として「無関心との戦い」というのがあるように感じます。


すなわち、自分たちの暮らしの中のお金があらゆる形の「税金」として集められ、結果として「国家」が運営されているにもかかわらず、そのお金の使い道や本当のことを知ろうともしないという、人々の無関心との戦いです。Wikileaks自体が割とセンセーショナルなことであっても、あえて公開し続ける理由として、取捨選択するよりも、一次情報のソースとしての役割に徹し、メディアには情報の精査と情報流通として広く拡散する役目を期待し、そして最終的に情報を受け取る人に対しては「無関心ではないこと」を求めているのではないかと考えられます。